日々玉砕

何度目だナウシカ（笑）



今日は、この前行ってきた無茶なアシスタントの話。
向こうに着いて早々、爆弾発言を聞く。




「明日までに２０ｐ、この真っ白な原稿を全部仕上げなくちゃいけないの」













ナニそれ怖い。



僕
「他のアシスタントは？」

Ｔ先生
「仕上げのアシはキッツさんだけ。一応、河合さんもいるけど、河合さんはセリフを全部打つという作業があるし、明日は会社があるから」



こんな無茶な事をするのは、もちろんＴ中さんしか居ない。



僕
「あのね、いくらデジタル作業とはいえ、オレ一人ではとても２０ｐなんて終わらないッスよ」

Ｔ中さん
「大丈夫、そんなにやるところ多くないよ。まずスキャンした画像を原稿サイズに合わせて切り取って貰って、セリフのサイズを直して各吹き出しにはめて貰って、ベタ入れて汚れ取って、背景を切り取ってはめて、部分的に人物とかに色付けて貰って、見えづらいネームは白フチ付けたり周りを光らせて貰って、あとはグラデとか入れてノンブル打ってくれれば終わりだから」





それを１日で２０ｐやれと・・・？


このお方、絶対自分で無茶言ってるの分かってないな（＾＾;）
いや、まあ自分の原稿なら、適当に仕上げてやれないこともないが・・・



Ｔ中さん「大丈夫、キッツさんなら出来るよ」



今時セイラさんですか。



到着した時点で、すでに残り２０時間。
１枚１時間以内で完成させていけばいいのか・・・無理ではないな。
しかし、どう見ても徹夜コースだよね。





Ｔ中さん「アタシは寝るけどね」

















帰ってイイですか？



というか、全ページの原稿の仕上げを直接指示して貰って、その指定を書いた紙を貰ったら、どのみち１回自分のアパートに帰って、僕のパソコンで作業するんですけどね。
そうした方が作業が早いんですよ。Ｔ中さんの所には液晶タブレットが無いし、他人のパソコンは色々と使いづらくて・・・。
因みに、実際に仕上げる原稿は、Ｔ中さんの作業が終わり次第、データ便で送って貰います。


それにしても、どうしてそういう無理無茶無謀なスケジュールで仕事をするんだ～（＞ ＜）
しかも、無茶なのはアシ（僕）だけじゃないか・・・。


Ｔ中さん
「金曜日に入稿して、日曜日にはもう刷り上がっちゃうんだよ、凄いでしょ！」















凄いのは印刷所だ～！


アンタ今まで何してたっ！！（＞ ＜）



Ｔ中さん「ブリミュに５回行って、映画見に行ってた☆」







計画的に仕事してくだせえ～（涙）



とまあここまで書いて、こりゃ長くなると思ったんで、仕事の話は中略（＾＾;）

先生～、キャラの線が繋がってねえんれすよ（＞ ＜）
セリフ多すぎなんですよ（＞ ＜）
指定してるようなトーンは、コミスタには無いんれすよ～（＞ ＜）

自分の部屋で一人阿鼻叫喚の図（笑）


もう残り２時間しかないという時に、追加で仕上げが増えたり、修正をしたりしてたんで、もう気が気でなかったですね（笑）
この期に及んで、まだ指定増やすのか～という感じでした（＾＾;）
Ｔ中先生の神経は相当太いにゃ。

結局、一睡も出来ずに徹夜して、しかも〆切１時間半オーバーでした。
なんとか間に合ったみたいだから良かったけどね。